18日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気シゲルフドウカブ(牡2、栗東・田中章博厩舎)が、中団追走から直線は内を突くと、2番人気の新種牡馬ステイゴールド産駒コスモプラチナとの競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分11秒2(良)。さらにクビ差の3着には5番人気ナイスヴァレーが入った。
勝ったシゲルフドウカブは、父が新種牡馬メイショウドトウ、母ウッドフェアリー(その父Woodman)という血統。近親にストローリングベル Strolling Belle(父Strolling Along、レディースH-米G3)がいる。同馬は4月ブリーズアップセールで売却された(1650万円)JRA育成馬で、同セール出身馬では初勝利となった。
また、父のメイショウドトウ(父Bigstone)は、01年の宝塚記念(GI)など重賞5勝を挙げ、01年有馬記念(GI)4着を最後に現役を引退、種牡馬入り。現2歳世代が初年度産駒で、今年の初年度産駒ではJRA初勝利を達成した。