2日、福島競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、江田照男騎手騎乗の1番人気ミヤギノサクラ(牝2、美浦・笹倉武久厩舎)が、道中中団から4角で先頭に並びかけ、連れて上がっていった2番人気マイネルマルスに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に直線追い上げた3番人気アイアムドルフィーが入った。
勝ったミヤギノサクラは、父サクラバクシンオー、母マウントモガミ(その父モガミ)という血統。伯父に95年鳴尾記念、96年AJCC(共にGII)を連勝するなど9勝を挙げたカネツクロス(父タマモクロス)がいる。本馬は4月に行われたJRAブリーズアップセールで売却(997万5000円)されたJRA育成馬。同セールの出身馬は、シゲルフドウカブ(牡2、栗東・田中章博厩舎)、スターライトルビー(牝2、美浦・相沢郁厩舎)に続く、3頭目の勝ち上がりとなった。