現地時間7日、英・ニューマーケット競馬場で行われたジュライC(英G1・芝6f)に、日本からキーンランドスワン(牡6、栗東・森秀行厩舎)が参戦したが、勝ち馬から約8馬身差の12着(19頭立て)に敗れた。
勝ったのはJ.イーガン騎手騎乗の10番人気パストラルパースーツ Pastoral Pursuits(牡4、英・H.モリソン厩舎)。勝ちタイムは1分11秒86(稍重)。1.1/2馬身差の2着にエイボンブリッジ Avonbridge、さらに1.1/2馬身差の3着にエトラーラ Etlaalaが入り、1番人気のソムナス Somnusは13着、ソルジャーズテイル Soldier's Taleは4着に敗れた。
勝ったパストラルパースーツは父Bahamian Bounty、母Star(その父Most Welcome)という血統の英国産馬。03年のシレニアS(英G3・芝6f)、04年パークS(英G2・芝7f)を勝っているが、G1は初制覇。前走はクイーンアンS(英G1・芝8f)でヴァリクシール Valixirから15.1/2馬身差の7着に敗れていた。通算成績10戦6勝(うち重賞3勝)。
キーンランドスワンは前走のゴールデンジュビリーS(英G1・芝6f)10着に続き、この遠征は2戦続けての2桁着順と、苦戦が続いた。管理する森秀行調教師はこのレース3回目の挑戦。00年のアグネスワールドでは見事に勝利したが、昨年のシーキングザダイヤは今回と同じ12着に終わっている。