前日からの雪の影響で当初予定されていた調教時間(6時〜11時)が変更。開始時刻の6時は変わりないが、13時まで延長された。調教馬場に関しては、坂路馬場とダート馬場のEコースのみ開場。Bコース、CWやDコース(芝、ポリトラック)は閉鎖となった。
坂路馬場への通路となる逍遥馬道も閉鎖(一部通行可)。通常時、逍遥馬道を使用する厩舎に多大な影響を与えた。また、厩舎まわりの運動場なども雪が積もり、通常の引き運動や乗り運動も困難な状態。よって、調教開始の時間を遅らせる厩舎(10時や11時)が大半だった。
厩舎によっては、事故を防ぐために調教を自重したり、今週のレース(1月5日、6日)に出走予定の馬だけ調教するといった方法を選択している。ちなみに京都金杯、中山金杯に出走する組は早い時間帯に調教を終えており、京都金杯を予定しているウインフルブルーム(栗東・宮本博厩舎)は、坂路4F65.2〜3F47.1〜2F30.6〜1F15.2秒。中山金杯を予定している村山明厩舎の2頭、サトノシュレン、ラブイズブーシェはEコースをキャンター1周半というメニューだった。(取材・写真:井内利彰)