27日、荒尾競馬場で行われた霧島賞(3歳上・九州産馬、ダート1500m、1着賞金1000万円)は、吉井浩和騎手騎乗の5番人気キングプログレス(牡3、栗東・佐山優厩舎)が、好位から徐々に進出し、先に抜け出した1番人気カシノコールミーに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)のコースレコード。さらに2馬身差の3着には2番人気ターボフラッシュが入った。
勝ったキングプログレスは父キングヘイロー、母カンコウバイ(その父Java Gold)という血統の鹿児島県産馬。04年7月にデビュー。2戦目の未勝利(九州産馬、小倉・芝1200m)で初勝利を挙げるも、その後は苦戦が続き、前走の大隈特別(九州産馬、荒尾・ダート1400m)ではターボフラッシュから3馬身差の2着だった。通算成績13戦2勝(重賞1勝)。