重賞で上位争いを演じたネオルミエール(写真は2014年新馬優勝時、撮影:下野雄規)
ジャスタウェイ、コパノリチャード、ミッキーアイルと、3年連続で勝ち馬が後にGIを制しているアーリントンC。今年も未来のGIホースは現れるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/28(土) アーリントンC(3歳・GIII・阪神芝1600m)
ネオルミエール(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は昨年のいちょうSで2着、朝日杯FSで4着と、重賞戦線で上位争いを演じた。特に前走の朝日杯FSはスタートで遅れた上に、直線でも進路取りに苦労しており、スムーズならばと思わせる内容だった。前走に比べて相手が楽になる今回は勝ち負けを期待したいところ。
アルマワイオリ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)は昨年の朝日杯FSで14番人気ながら2着に入った。3走前にはもみじSを勝っており、2走前のデイリー杯2歳Sでも道中掛かりっぱなしで4着に残っていただけに、決してフロックの激走ではない。早々にマイル路線に的を絞って調整されており、朝日杯FSと同条件のここでの重賞初制覇が期待される。
ナヴィオン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)は前走のシンザン記念で最後方から追い込んで僅差の3着。なかなか重賞に手が届かないでいるものの、ここでも決め手は上位。2走前の朝日杯FSでは11着と惨敗しているが、これは馬場が悪かったためで、コース適性は問題ない。今回も直線でキッチリと脚を伸ばしてくるだろう。
その他、デビュー2連勝中のナリタスターワン(牡3、栗東・高橋亮厩舎)、新馬戦を7馬身差で圧勝したマテンロウハピネス(牡3、栗東・昆貢厩舎)、ジュニアCを勝ったナイトフォックス(牡3、美浦・大竹正博厩舎)辺りも上位進出を窺う。発走は15時35分。