現地時間7日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたポモーヌ賞(3歳上牝、仏G2・芝2500m)は、C.スミヨン騎手騎乗の4番人気ダイアモンドタンゴ Diamond Tango(牝4、仏・A.ファーブル厩舎)が、2着グアダラハラ Guadalajaraを1/2馬身退けて優勝した。勝ちタイムは2分46秒30(稍重)。さらにアタマ差の3着には3番人気ロシアンヒル Russian Hillが入った。
横山典弘騎手(37、美浦・フリー)が仏オークス(仏G1)3着に続いて騎乗したパイタ Paita(牝3、仏・E.ルルーシュ厩舎)は、1番人気に支持されたが勝ち馬から約1.1/2馬身差の6着に敗れた。
勝ったダイアモンドタンゴは、父Acatenango、母Diamond Dance(その父ダンスホール)という血統の仏国産馬。叔父にグレフュール賞(仏G2)を制したダイアモンドミックス Diamond Mix、牝系を辿ると今年の安田記念(GI)を制したアサクサデンエン(牡6、美浦・河野通文厩舎)がいる。今回がデビュー戦以来の勝利で重賞は初制覇となった。通算成績9戦2勝。