モーリスドギース賞、ウィッパー復活V

2005年08月08日 12:48

 現地時間7日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたモーリスドギース賞(3歳上、仏G1・芝1300m)は、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気ウィッパー Whipper(牡4、仏・R.コレット厩舎)が、7番人気グッドリック Goodrickeに1/2馬身の差をつけて優勝。勝ちタイムは1分17秒10(稍重)。さらに3馬身差の3着には4番人気パタヴェリアン Patavellianが入った。

 勝ったウィッパーは、父Miesque's Son、母Myth to Reality(その父Sadler's Wells)という血統の米国産馬。半妹に仏1000ギニー、仏オークス(共に仏G1)の仏2冠など無傷の9連勝を誇るディヴァインプロポーションズ Divine Proportions(牝3、仏・P.バリー厩舎、父Kingmambo)がいる。2歳時にモルニ賞(仏G1)を制し、昨年のこのレースは2着に敗れるも、続くジャックルマロワ賞(仏G1)で優勝。今季はミュゲ賞(仏G2)3着、シェマンドフェルデュノール賞(仏G3)4着と勝ち切れないレースが続いていた。通算成績16戦6勝(うちG1・3勝)。

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