【フィリーズレビュー】栗東レポート〜オーミアリス

2015年03月11日 20:34

 デビューから2連勝で小倉2歳ステークスを勝ったオーミアリス。休養を挟んだ暮れからの2戦は結果が出ていないが、桜花賞へ向けて巻き返しが期待される。

 今朝はウッドチップコースでの最終調整。長めの距離を徐々に加速して最後は一杯に追われた。

 調教後の関係者への共同インタビューの内容は以下のとおり。

オーミアリス(藤沢則雄調教師)

◎フェアリーステークスを振り返ってください。
 ジョッキーにはちょっと悪いですが、前に行き過ぎたのかなと思います。結果的には逃げ切りの競馬だったですが、新馬戦で先行して勝ったしスタートも良かったので。ジュベナイルフィリーズでスタートが良くなかったのでスタートには注意するように指示はしていたのですが、2番手に行くとは思わなかったです。

◎今までと違った競馬をした結果ということでしょうか?
 そうですね。距離も伸びてますからね。ただ最後の直線で後ろの馬に乗っかられる形でトモを落としたらしいんです。それがなかったらまた結果も違ったかもしれませんけど。そういう意味では残念なレースでした。

◎ここ2戦マイルの競馬を経験しましたが、どうでしょうか?
 まだはっきり力を出し切ったレースができていないので。今回は2戦目に見せたいい追い込み脚を持っている馬だと思いますので、それが発揮できるようなレースになってくれたらと思っています。

◎今回のトライアル戦は1400メートルの距離になりますが?
 先週にもトライアルのチューリップ賞がありましたが、オーナーと相談してこの距離のレースを選んだのです。

◎1200メートルの小倉2歳ステークスは本当に凄い追い込みでしたね。
 たまにビデオを見返しますが本当にいい追い込みを見せてくれていますので、ああいったいいものを持っていますから、くどいようですがそれを発揮できるようなレースになってくれたらと思っています。

◎フェアリーステークスを使ってからのこの馬の状態はどうでしょうか?
 ジュベナイルフィリーズの後短い間隔で使ったので放牧も考えたのですが、このレースが目標でしたのでオーナーと相談してずっと厩舎に滞在していました。

◎最終的な調教はどうですか?
 この子は最近最初にモタモタしているのですが、先週に北村友一騎手に乗ってもらってやはり「いまひとつですね」という話だったのですが、その北村騎手には「この馬は早い時計を出すたびに良くなっていく馬だから大丈夫」と言っていました。今週の動きは終い中心でやってもらったのですが、いい動き、満足できる動きで来ましたので、十分に仕上がったと思っています。

◎桜花賞本番に行っても終い中心という形になりますか?
 今回でそのようなレースができるように。前々回、前回と悔しいレースが続いていましたので、力を発揮できるようなレースをして欲しいと思っています。

◎今回のレースへ向けて改めて一言お願いします。
 トライアルですが、十分に力を発揮できる状態にあると思いますので頑張ります。

(取材:佐藤泉)

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