バウンスシャッセなど、中山牝馬S・フィリーズR・アネモネS厩舎情報

2015年03月12日 18:00

田辺騎手が騎乗して中山牝馬Sの最終追い切りを行ったバウンスシャッセ(撮影:佐々木祥恵)

 3月15日(日)に中山競馬場で行われる中山牝馬S(GIII・芝1800m)に出走予定のバウンスシャッセ(牝4・美浦・藤沢和雄)は、3月11日(水)、田辺裕信騎手が騎乗して追い切りを行った。追い切り後の田辺騎手のコメント。

「先週も乗せてもらったのですが、その時に若干かかる面があり、今週はどうかなと思いましたが、割と折り合いはついてくれました。レースでも、今週の追い切りのようなイメージで騎乗できればと思います。動きも良かったですし、重めという感じはしませんでした。とても馬っぷりが良いですよね。常歩の時はドカッと構えているので、イレ込んでかかるという感じはしません。道中力まないでレースを進められれば、直線も頑張ってくれると思います」

 3月12日(木)には、堀宣行厩舎のエバーブロッサム(牝5)とオメガハートロック(牝4)が追い切りを行った。両馬について、橋本篤典調教助手のコメント。

「2頭とも終い重点で追い切りました。エバーブロッサムの前走(白富士S・11着)は、競馬にはなっていましたが、まだ終いの脚が使えていませんでした。そのあたりが徐々に良くなっていってくれれば。きっかけをつかんでほしいですね。オメガハートロックは、馬体重は増えていて余裕がありますが、昨年秋に比べると前向きさも出ています。リフレッシュできて、気持ちの面が戻ってきている感じがあります。こちらも少しずつ前進していってほしいです」

 同じく3月15日に阪神競馬場で行われる桜花賞トライアル、フィリーズレビュー(GII・芝1400m)に出走予定のスマートプラネット(牝3・美浦・和田雄二)について、和田調教師のコメント。

「前走のクイーンC(GIII・12着)は1600mという距離もありますが、馬体重以上に中身が伴っていなかったですね。ひと叩きされて、良くなってきました。今週(3/11)は、坂路で単走で追い切りました。テンションは、この馬なりに維持できていると思います。阪神は1度使っていますし、輸送も心配していません。鞍上も阪神JF(GI・6着)で乗ってくれた酒井学騎手ですし、その点も安心しています。1400mの距離も得意距離ですし、前の方の良い位置で競馬をしてほしいですね」

 3月14日(土)に中山競馬場で行われる桜花賞トライアル、アネモネS(OP・芝1600m)に出走予定のメジャーフォルム(牝3・美浦・大江原哲)について、大江原調教師。

「勝って桜花賞に行きたいですね。デビュー戦は1200m(3着)でしたが、馬格がなかったこともあってその距離から競馬をさせました。今は大きくなってきましたし、1600mも大丈夫です。反応が良すぎて、馬群があいたらすぐにそこに入っていくところがあるので、うまくためをきかせるレースをさせたいと思います。芝は合いますし、体調も引き続き良いです。5、6番手で脚をためて運べれば、チャンスはあると思います」(取材・写真:佐々木祥恵)

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