14日、小倉競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、小牧太騎手騎乗の3番人気のサンアントニオ(牡2、栗東・湯浅三郎厩舎)が、スタートから先頭を奪うと、並んだ3番人気ビバグリーンに3馬身の差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分09秒5(良)。さらに2馬身差の3着には8番人気カシノマイケルが入った。
勝ったサンアントニオは、父サニーブライアン、母マイティローマン(その父ブレイヴェストローマン)という血統。従兄に89年スプリンターズS(GII)を制したウィニングスマイルがいる。北海道トレーニングセールで上がり1F11.09秒を出し、670万円で落札されていた。サニーブライアン産駒は、JRA現2歳世代では初の勝ち上がりとなった。