今年が記念すべき20周年となったTOKYO CITY CUP
現地時間3月28日(土)、米・カリフォルニア州サンタアニタ競馬場にて、TOKYO CITY CUP(GIII、ダート12F)が晴天の下、行われました。
レースは第3コーナー手前で先頭に立った、マーティン・ガルシア騎乗のスカイキングダム(牡6歳、父:エンパイアメーカー)が強い競馬を見せ、そのまま押し切って一昨年と含めて2度目の優勝。5馬身差で2着にベイルアウトボビーが入線、ブロンゾが食い下がって3着という結果になりました。本競走の昨年の優勝馬・マジェスティックハーバーは、その後ゴールドカップも優勝していることから、スカイキングダムも本年の米国競馬を大きく盛り上げてくれることでしょう。
Tokyo City Cupは、大井競馬場(TCK)とサンタアニタ競馬場が、1995年に結んだ友好提携の結晶としてスタートしたレースで、今年が記念すべき20周年となりました。またロサンゼルスの春の風物詩となっている日本文化紹介イベント・Japan Family Dayも同日にインフィールドで開催されました。相撲、剣道、三味線、書道等の様々な催しを実施。特に、毎年多くの来場者が楽しみにしている和太鼓演奏は、Tokyo City Cup開催前後に行われ、大きな拍手が寄せられていました。
今年はJapan Family Dayに、ラーメン横丁が同時開催。全米各地で、日本食レストランの中でも一番店舗数が爆発しているラーメン店。今年はロサンゼルス・ラスベガス、また日本からも有名店が出店。多くの人々が、ラーメン職人入魂の一杯に舌鼓を打ちました。
ロサンゼルス市民の楽しみの一つとして定着している本イベント。20周年を迎えた本年、大井競馬場・サンタアニタ競馬場の関係にも、競馬ファンのための新たな展開が予想されます。