福永騎手が騎乗して日本ダービーの1週前追い切りを行ったリアルスティール(撮影:井内利彰)
皐月賞2着後は一旦、ノーザンファームしがらき(滋賀県)に放牧へ出されて、5月9日に栗東・矢作芳人厩舎へ帰ってきたリアルスティール。日本ダービー(5月31日・東京芝2400m)へ向けた追い切りは5月13日から開始されているが、今朝20日はCコースでキョウエイバサラとの併せ馬を行った。
先週に続いて、福永祐一騎手が騎乗。6F地点で3馬身ほど追走する形だったが、いつも通り、折り合いは全く心配なし。直線は内の進路を選び、追い出す相手に対して、楽な手応えで並びかける。ラスト1F標識を過ぎてから仕掛けられると、素早く反応して、あっさりと先着。時計は6F81.2〜5F66.0〜4F51.5〜3F37.8〜1F12.1秒で終いの伸びは素晴らしい。見映えがよくなかった、前走時の1週前追い切りと比べると今回が断然いい。(取材・写真:井内利彰)