ムーランドロンシャン賞、Sクラフト欧州G1制覇

2005年09月05日 12:57

 現地時間4日、仏・ロンシャン競馬場で行われたムーランドロンシャン賞(3歳上牡・牝、仏G1・芝1600m)は、C.ルメール騎手騎乗の6番人気スタークラフト Starcraft(牡5、英・L.クマーニ厩舎)が、7番人気ゴレラ Gorellaに2.1/2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒10(良)。さらに短首差の3着には8番人気メジャーズキャスト Majors Castが入った。1番人気に支持されたヴァリキシール Valixirは、3着から3.1/2馬身離れた5着に敗れた。

 勝ったスタークラフトは、父ソヴィエトスター、母Flying Floozie(その父Pompeii Court)という血統のニュージーランド産馬。03年オーストラリアでデビュー。翌年チッピングノートンS、AJCダービー(共に豪G1)に優勝し、豪・最優秀3歳牡馬に選出された。その後、ニュージーランドに渡りマッジウェイパーツワールドS(新G1)を制し、10月に英国に輸出。今季初戦のクイーンアンS(英G1)はヴァリキシールの3着、続くエクリプスS(英G1)はモティヴェーター Motivatorに続く2番人気に支持されるも6着に敗れていた。今回の勝利が、欧州G1初制覇(G1・4勝)となった。通算成績20戦10勝(重賞7勝)。

 鞍上のC.ルメール騎手、管理するL.クマーニ調教師ともに、同レース初制覇。また、同馬の父ソヴィエトスターは88年にこのレースを制しており、96年の覇者アシュカラニ Ashkalaniniに次ぎ、同レース2度目の父子制覇となった。

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