10日、中山競馬場で行われた紫苑S(3歳牝OP・芝1800m)は、柴田善臣騎手騎乗の4番人気
コスモマーベラス(牝3、栗東・中村均厩舎)が、好位追走から4角で先頭に並びかけると、馬群の中から猛然と追い込んできた1番人気
ショウナンパントルを3/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分49秒1(良)。上位2頭には秋華賞(GI)への優先出走権が与えられる。さらに1/2馬身差の3着は、外から追い込んだ3番人気
パーフェクトマッチが入った。
勝った
コスモマーベラスは、父フジキセキ、母ロモーラ(その父Nijinsky)という血統。昨年10月のデビュー戦に快勝。今年初戦となった萌黄賞(500万下)で2勝目を挙げると、忘れな草賞(OP)3着、スイートピーS(OP)2着と好走し、オークス(GI)にも出走(10着)した。前走の関東オークス(交流GIII)は、2番人気に支持されるも10着に敗れていた。通算成績10戦3勝(地方1戦0勝)。