久々の前走は伸び切れずに4着止まりだったが、半年ぶりの実戦だったことを考慮すれば十分に及第点。最後は内にモタれてしまったのもキャリアの浅さが出てしまっただけのこと。重賞を勝ったシャイニンルビーの全妹と血統的な背景はしっかりしており、いつまでも未勝利で足踏みを続ける馬ではない。1週前の追い切りは、未経験馬(デインヒルブロンコ)を4馬身追いかけて馬なりで併入(83.6-68.0-52.8-39.8秒)。動きが一段と大きくなっており、ひと叩きの効果は十分といえる。この札幌開催は「不振」だった藤沢和雄厩舎だが、馬を入れ替えてラスト2週に全力投球。もちろん駒は揃っており、まとめて勝っても驚かない。