追い比べの末に首差で競り勝ったタガノミルキー(左)=中京競馬場
「2歳新馬」(中京5R・芝1400m)
勝負根性を発揮した。タガノゲルニカ産駒の4番人気
タガノミルキー(牝、栗東・鈴木孝)が1分24秒6のタイムでデビュー勝ちを決めた。道中は3、4番手を追走。直線で手応え十分に先頭に立った2番人気の
クリノセゴビア(2着)が押し切りを図るところを、外から幸の右ステッキに応えて脚を伸ばし、ゴール手前で追い比べを首差制してフィニッシュした。さらに2馬身半差の3着は10番人気の
アッフェルリズム。なお、1番人気の
レッドアマビリスは直線でピリッとした脚が使えず、5着に終わった。
幸は「少しもたもたしましたが、最後は力通りの走りをしてくれました」と振り返った。鈴木孝師は「まだ非力なところがありますからね。その分の伸びしろはありそうです」と話した。