7月15日に函館2歳Sの1週前追い切りを行ったラッキーボックス(撮影:佐々木祥恵)
函館2歳S(GIII・芝1200m)に出走を予定しているラッキーボックス(牝2・美浦・黒岩陽一厩舎)が、美浦トレセンのウッドチップコースで1週前追い切りを消化した。追い切り後に黒岩陽一調教師に取材した。
「新馬戦では、思いのほかゲートは出ませんでしたが、それでも周りに馬がいる中でも控える競馬ができたのは収穫でした。抜け出して1頭になってもしっかり走ってくれましたし、内容は良かったと思います。先週は様子を見ていましたが、回復も早くて飼い葉食いも良く落ち着きもありますので、函館2歳Sを使うことにしました。今日(7/15)は単走でサラッとやりましたが、元気は良さそうでしたね。これなら疲れを残さずにレースに向かうことができそうです。
セールスポイントは、やはり飼い葉を良く食べてくれて落ち着いているところですね。それでいて真面目に走ってくれますし、苦労するところがない馬です。そのような感じなので、輸送も克服してくれるのではないかと思います。力がいる馬場でもしっかり走る馬なので、洋芝にも適応してくれると思います。輸送は木曜日(7/16)の予定です。輸送後、回復していれば日曜日に時計を出して、来週水曜日に追い切る予定です」(取材・写真:佐々木祥恵)