レースぶりにセンスが光ったブランボヌール(写真は2015年新馬優勝時)
夏の函館開催のフィナーレを飾る函館2歳S。2歳世代初の重賞ウイナーとなるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■7/26(日) 函館2歳S(2歳・GIII・函館芝1200m)
ブランボヌール(牝2、栗東・中竹和也厩舎)は新馬戦のレースぶりにセンスが光った。道中は内で待機し、直線に向くと狭い所を瞬時に割る瞬発力を見せた。また、ゴール前でも差されそうになったところをもう一伸びする勝負根性を発揮。この時期にしてはレースぶりが大人びていて、ここでも一歩リードしている感がある。当然勝ち負けが期待されるところ。
メジェルダ(牝2、栗東・昆貢厩舎)は新馬戦でブランボヌールに敗れるも、終いの脚は良かった。続く未勝利戦をあっさり勝ったようにセンスはこちらも引けを取らない。逆転を目論む。
その他、新馬戦を快勝して連闘で臨んでくるドナルチア(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)、新馬戦圧勝のメジャータイフーン(牝2、美浦・高柳瑞樹厩舎)、開幕週のレースで逃げ切ったオデュッセウス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)、福島の新馬戦を快勝したラッキーボックス(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)辺りも上位争いの圏内。発走は15時25分。