28日、今月現地時間10日に、愛・レパーズタウン競馬場で行われた愛メイトロンS(愛G1・芝8f)を制し、G1・5勝目を挙げたアトラクション(牝4、英・M.ジョンストン厩舎)が現役を引退することがわかった。
勝ったアトラクションは父Efisio、母Flirtation(その父 Pursuit of Love)という血統の英国産馬。03年4月にデビューし、チェリーヒントンS(英G2)を制すなど5戦5勝で英2歳牝馬チャンピオンに輝く。04年に入っても、英1000ギニー(英G1)、愛1000ギニー(愛G1)、コロネーションS(英G1)を連勝するも、同年7月のファルマスS(英G1)で2着に敗れデビュー以来の連勝が8で止まっていた。その後も、04年サンチャリオットS(英G1)や05年愛メイトロンS(愛G1)を制すなど、牝馬限定戦では安定した走りを見せており、来月現地時間1日に英・ニューマーケット競馬場で行われるサンチャリオットSに連覇を懸けて出走予定だった。通算成績15戦10勝(G1・5勝、重賞7勝)。