1日、阪神競馬場で行われたききょうS(2歳OP・芝1400m)は、武豊騎手騎乗の1番人気アルーリングボイス(牝2、栗東・野村彰彦厩舎)が、道中3番手追走から直線抜け出し、中団から追い上げた5番人気マチカネニオウミヤに1.1/2馬身の差をつけ完勝した。勝ちタイム1分22秒4(良)。さらに2.1/2馬身離れた3着には6番人気タムロスターディが入った。
勝ったアルーリングボイスは、父フレンチデピュティ、母は99年小倉3歳S(GIII)を制したアルーリングアクト(その父エンドスウィープ)という血統。初戦(阪神・芝1200m)はクビ差2着に惜敗するも、続く未勝利戦は3.1/2馬身差で快勝。前走の小倉2歳S(GIII)ではハナ差ながら勝利し、母娘同一重賞制覇を達成していた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。