現地時間1日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたヴォスバーグS(3歳上、米G1・ダート6f、10頭立て)は、J.ベイリー騎手騎乗の10番人気テイストオブパラダイス Taste of Paradise(牡6、米・G.マンデラ厩舎)が、4番人気タイガーハート Tiger Heartに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分08秒82(良)。さらにクビ差の3着には1番人気ライオンテイマー Lion Tamerが入った。
勝ったテイストオブパラダイスは(父Conquistador Cielo、母Tastetheteardrops(その父What Luck)という血統の米国産馬。叔父にはラファイエットS(米G3)勝ち馬のワイアーミーコレクト Wire me collect'父Clever Trick)がいる。03年サンディエゴH(米G2)で重賞初制覇、04年12月のヴァーノンOアンダーウッドS(米G3)で重賞2勝目を挙げている。近走は勝ち星こそ少ないものの重賞でも堅実な走りを見せていた。この勝利でG1初制覇、通算成績を27戦6勝(重賞3勝)とした。