矢野貴之騎手騎乗のブラックレッグが一旦は先頭に立ったタケルオウジを捕らえ優勝。デビューから通算10戦目での重賞初制覇となった(撮影:高橋 正和)
12日、大井競馬場で第49回黒潮盃(3歳・ダ1800m・1着賞金1800万円)が行われ、中団でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の5番人気ブラックレッグ(牡3、大井・的場直之厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った7番人気タケルオウジ(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒0(良)。
さらにクビ差の3着に1番人気パーティメーカー(牡3、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、3番人気クラバズーカー(牡3、川崎・田辺陽一厩舎)は14着、2番人気ノブワイルド(牡3、浦和・小久保智厩舎)は16着に終わった。
勝ったブラックレッグは、父タイキシャトル、母マイビッグアップル、その父マンハッタンカフェという血統。デビューから通算10戦目での重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ブラックレッグ(牡3)
騎手:矢野貴之
厩舎:大井・的場直之
父:タイキシャトル
母:マイビッグアップル
母父:マンハッタンカフェ
馬主:平本敏夫
生産者:林時春
通算成績:10戦2勝(JRA2戦1勝・重賞1勝)