白山大賞典、牝馬グラッブユアハートが快勝

2005年10月04日 15:54

 4日、金沢競馬場で行われた白山大賞典(3歳上、交流GIII・ダート2100m、1着賞金2500万円)は、安藤勝己騎手騎乗のグラッブユアハート(牝5、美浦・畠山吉宏厩舎)が、2番手追走から3角で早くも先頭に立つと、中団から脚を伸ばした圧倒的1番人気(単勝130円)ハードクリスタルの追撃を1馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは2分16秒5(不良)。さらに5馬身差の3着には2番人気スターキングマンが入った。

 勝ったグラッブユアハートは、父Deputy Commander、母Kelly Amber(その父Highland Park)という血統の米国産馬。03年1月にデビュー(中山・ダート1800m)し初勝利を挙げると、2戦目はフラワーC(GIII)に挑戦したが15着と大敗。4戦目(新潟・ダート1800m)では6馬身差の圧勝で勝利し、交流重賞初挑戦となったサラブレッドチャレンジC(交流GIII)ではハナ、アタマ差の3着に健闘する。04年に入ってもTCK女王盃(交流GIII)、エンプレス杯(交流GII)2着、マリーンC(交流GIII)でも3着と好走し、スパーキングレディーC(交流GIII)で待望の重賞初制覇を達成。その後も交流重賞で好走するも勝ち星は挙げられず、今回1年3ヶ月ぶりの勝利となった。通算成績19戦5勝(重賞2勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手、管理する畠山吉宏調教師ともに同レース初勝利。97年に交流重賞に制定されて以来、すべてJRA所属馬による優勝となっている。

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