「2歳新馬」(札幌5R・芝1500m)
堂々たる勝ちっぷりで牝馬同士の争いを制した。6番人気の
アラモアナワヒネ(牝、父グラスワンダー、栗東・池添兼)が直線で力強く抜け出し、後続に2馬身差をつける快勝デビュー。ダッシュ良く飛び出して序盤はハナに立ったが、外枠の馬を行かせて2番手からの立ち回り。気合十分に直線に突入すると、藤田の左ステッキに力強く反応してラ
イバルを突き放した。勝ちタイムは1分31秒4。1番人気の
サトノサンシャインが好位のインからしぶとく伸びて2着を確保。さらに首差の3着には2番人気の
スミレが続いた。
藤田は「癖がなくて乗りやすい。いいセンスを持っている」と素質を称賛。池添兼師は「今後はいったん函館に戻して、順調なら札幌2歳S(9月5日・札幌、芝1800m)へ」と語った。