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6歳でJRA初勝利から連勝 芦毛の“アイドル”ゲキザルに注目集まる

2025年11月25日 16:30

ゲキザル(今年10月撮影、ユーザー提供:らいおんさん)

 美浦のタフガイに対する注目が日に日に高まっている。その存在とは、今週出走予定で美浦・青木孝文厩舎所属の6歳馬ゲキザルだ。成長とともに白くなっていく芦毛の馬体とパドックを歩く際に舌を出す愛嬌のある表情、そして鋭い末脚で大外からグングン伸びてくるけん命な走りに心打たれるファンも少なくない。

 ゲキザルは父ザファクター、母トゥモローズライト、母父アフリートという血統。22年1月の3歳新馬戦でデビュー後、JRAの未勝利戦ではなかなか結果が出なかったが、同年8月に川崎のJRA交流戦、ペリドットフラワー賞に出走すると4馬身差の完勝で初勝利を飾った。その後の1勝クラスでは、掲示板常連でありながら勝ちきれず。そんな様子にファンの間では「ゲキザルチャレンジ」という言葉が生まれるなど2勝目を心待ちにする人は多かった。

 そんな善戦キャラがついに先月、3年2カ月ぶり、そしてJRAの舞台では初となる勝利を挙げた。東京ダ1400mの1勝クラス。それまで6戦連続で馬券内を外したことがないピコテンダーが抜けた1番人気だった。まずまずのスタートを切ると後方外目を追走し、直線ではメンバー中上がり最速の末脚で先頭集団を一気に差し切り先頭でゴール。待望の美酒にSNSでは祝福の声があふれた。

 昇級初戦は1カ月後、同舞台の2勝クラス。前走の勝利で盛り上がったものの、21.3倍の6番人気と伏兵評価。レースはスタートを決めると道中は馬群の中で脚を溜めた。直線では前がふさがり追い出しが遅れるも、残り400mで進路を見つけるとじわじわと脚を伸ばし先に抜け出していたカネショウレジェンを差し切り連勝。大外を駆け抜けるイメージから一転、厳しい展開から叩き合いを制す強い競馬で3勝目を挙げファンを沸かせた。

 ゲキザルは今週土曜東京10Rのシャングリラステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1400m)に出走予定だ。戦績を見てみると、48戦しているが初勝利の川崎も含めダ1400mでは8戦3勝。東京ダ1400mでは2勝しており、3連勝の期待も高まる。斤量や馬場への対応力もあり6歳にして今後が楽しみになる活躍ぶり。デビュー以降、毎年10戦以上しファンを喜ばせてきた。今後の出走頻度が気になるところではあるが、願わくば重賞戦線を目指して、一戦でも多く芦毛の馬体を輝かせてほしい。

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