16日、札幌競馬場でエルムS(3歳上・GIII・ダ1700m)が行われ、序盤は後方に構え、向正面で進出を開始した岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェベルムーサ(牡5、美浦・大竹正博厩舎)が、直線入り口で先頭に立ってゴールまで押し切り、好位追走から脚を伸ばした5番人気グレープブランデー(牡7、栗東・安田隆行厩舎)をクビ差退け優勝した。勝ちタイムは1分43秒0(稍重)。
さらに1.1/4馬身差の3着に7番人気エーシンモアオバー(牡9、栗東・沖芳夫厩舎)が入った。なお、1番人気クリノスターオー(牡5、栗東・高橋義忠厩舎)は4着、3番人気ソロル(牡5、栗東・中竹和也厩舎)は5着に終わった。
勝ったジェベルムーサは、父アグネスタキオン、母アビラ、その父Rock of Gibraltarという血統。デビューから通算15戦目で初めての重賞制覇を果たした。また鞍上の岩田康誠騎手は、CBC賞、函館記念、函館2歳S、レパードSに続く重賞騎乗機会5連勝を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ジェベルムーサ(牡5)
騎手:岩田康誠
厩舎:美浦・大竹正博
父:アグネスタキオン
母:アビラ
母父:Rock of Gibraltar
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:15戦7勝(重賞1勝)