6日、園田競馬場で行われた姫山菊花賞(3歳上、ダート1700m、1着賞金700万円)は、安部幸夫騎手騎乗の1番人気ヨシノイチバンボシ(牡4、愛知・錦見勇夫厩舎)が、道中2番手追走から4角で先頭に立ち、直後につけた2番人気グレートステージの追撃をクビ差凌ぎ切り優勝した。勝ちタイム1分49秒2(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には8番人気アースクエイクが入った。
勝ったヨシノイチバンボシは、父トーヨーリファール、母スバルマドンナ(その父シェイディハイツ)という血統。03年にデビューし、全日本2歳優駿(交流GI)でアドマイヤホープの3着に好走。昨年の全日本サラブレッドC(交流GIII)でもディバインシルバーの2着に入るなど、実力を示していた。今年のかきつばた記念(交流GIII)ではノボトゥルー、ユートピアなどを破り交流重賞初制覇を達成。前走のサマーチャンピオン(交流GIII)でもアグネスジェダイのクビ差2着まで迫っていた。通算成績26戦10勝(JRA・8戦0勝、重賞5勝、うち交流重賞1勝)。