兄ナカヤマフェスタよりも大人しく、気性的に難しいところのないオールプリュネル(撮影:佐々木祥恵)
美浦の二ノ宮敬宇厩舎から、今週、来週と厩舎ゆかりの楽しみな2歳馬2頭がデビュー予定だ。8月22日(土)の新潟5R 芝2000mには、ナカヤマフェスタの全妹、オールプリュネル(牝2・父ステイゴールド 母ディアウインク 母父タイトスポット)が出走する。
「兄よりも大人しく、気性的にも難しいところは今のところないですね。今日(8/19)は走る馬(シャラク・牡4・古馬1000万下)と併せて追い切りましたから、楽ではなかったと思いますが、予定通りにできました。あとは新潟の2000mがどうかでしょうね」と二ノ宮調教師。また兄ナカヤマフェスタも担当していた堀内岳志調教助手によると「飼い葉も食べていますし、順調に来ています。最初はゴネるところを見せていて、やはり兄に似ているのかなと思いましたが、すぐにそういう面は出さなくなりました」とのこと。
2010年の京王杯SC(GII)優勝のサンクスノートの初子・エディクト(牡2・父キングカメハメハ 母サンクスノート 母父サクラバクシンオー)は、8月29日(土)の新潟5R 芝1600mでデビュー予定。
「以前は息も今ひとつで、走る気持ちもありませんでしたが、ここのところ闘争心が出てきて段々良くなってきました。顔は母に似てないですね。母父の(サクラ)バクシンオーが出ているのかな」と二ノ宮調教師。(取材・写真:佐々木祥恵)