10日、名古屋競馬場で第9回秋桜賞(3歳上・牝・ダ1400m・1着賞金400万円)が行われ、3番手でレースを進め、3〜4コーナーで前に並びかけた吉原寛人騎手騎乗の2番人気ケンブリッジナイス(牝5、船橋・新井清重厩舎)が、直線で抜け出し、2着の5番人気エトワールドロゼ(牝4、金沢・金田一昌厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分29秒1(重)。
さらに2馬身差の3着に4番人気リノワール(牝5、兵庫・盛本信春厩舎)が入った。1番人気ピッチシフター(牝5、愛知・川西毅厩舎)は5着、3番人気ナムラビジン(牝5、愛知・今津勝之厩舎)は11着に終わった。
なお、本レースはケンブリッジナイスが1位入線後に落馬、鞍上の吉原騎手が負傷したため、後検量を省略して確定している。
勝ったケンブリッジナイスは、父サウスヴィグラス、母キョウモヨロシク、その父ジェイドロバリーという血統。これが初めての重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ケンブリッジナイス(牝5)
騎手:吉原寛人
厩舎:船橋・新井清重
父:サウスヴィグラス
母:キョウモヨロシク
母父:ジェイドロバリー
馬主:中西宏彰
生産者:ケンブリッジバレー
通算成績:30戦4勝(JRA1戦0勝・重賞1勝)