初騎乗の横山典を背に栗東坂路で追い切ったアンドリエッテ(左)
美浦から駆けつけた横山典を背に、
アンドリエッテの最終リハは栗東坂路で併せ馬。僚馬
ワンダーバイファル(4歳500万下)と馬体を合わせて登坂すると、最後まで楽な手応えで0秒1先着。
4F52秒7-38秒0-12秒2の好タイムに、
ファーストコンタクトの鞍上は「もともとケイコで動く馬なんでしょうけど、乗りやすくて順調さが伝わってきた」と満足そうにうなずく。「あれこれ心配することはないし、いい意味で問題のない馬だよ」と好感触を伝えた。
春は桜花賞6着、オークス5着。反撃への手応えは牧田師も感じ取る。「先週もいい動きでした。ジョッキーも手応えをつかんでくれたはず。(秋華賞への)権利を獲ってほしいですね」と力が入った。
オークス9着以来となる
クイーンズリングは、栗東CWで上がり重点に追われた。6F84秒6-39秒6-12秒9。「先週ビッシリと追って今週余裕残しというのは、予定通りです」と吉元助手が説明する。「放牧を挟んで筋肉がついて、馬体に幅が出ました。春と違って(精神的に)ピリピリしていません」と心身ともに成長した姿に目を細めていた。