福永騎手が跨って神戸新聞杯の1週前追い切りを行ったリアルスティール(撮影:井内利彰)
日本ダービー4着の後、軽度の骨折があって、9月2日にノーザン
ファームしがらき(滋賀県)から栗東へ帰厩した
リアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎)。秋緒戦予定の神戸新聞杯(9月27日・阪神芝2400m)に向けて調整を進めているが、今朝17日は福永祐一騎手が跨って、CWでレースに向けた1週前追い切りをCWで行った。
2回目のハローが明けた時間帯に、
イクラトロとともに入場。相手の4馬身ほど後方から追走していたが、折り合いがついた状態でスムーズな走り。4コーナーで大外を回っていたが、その時の雰囲気もかなり良く、直線に向くと、楽に相手を交わしていく。1頭になって気を抜くと思われたが、他厩舎の馬が前方を走っていたこともあり、それを目標にゴールまでしっかり走った。
この時間帯は多少時計が出る馬場ではあったが、それにしても6F81.1〜5F66.6〜4F52.6〜3F38.2〜1F11.8秒は速い部類。骨折明けでも追い切りの様子を見ていると、心配することはないといってよいだろう。(取材・写真:井内利彰)