松山弘平騎手騎乗のタガノアラリアが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
11月22日の京都9R・秋明菊賞(2歳1勝クラス、芝1400メートル=9頭立て)は、2番人気の
タガノアラリア(牡2歳、栗東・西園翔太厩舎、父
ミスターメロディ)が勝利した。これで5戦2勝。勝ち時計は1分20秒6(良)。
3番手で流れに乗ると、直線で前を行く2頭を内からかわして先頭へ。脚色は衰えず、上がり3ハロン33秒5の決め手を発揮。2着の3番人気
アスミル(団野大成騎手)に3馬身差の完勝だった。さらに首差の3着に1番人気の
ファニーバニー(クリスチャン・デムーロ騎手)が続いた。
松山騎手は「枠も良かったですし、逃げ馬の後ろでいい形で収まりました。最後は馬場の悪いところでしたが、内から伸びてくれました。状態も上がっていたと思うし、強い競馬でした」と振り返った。