「2歳新馬」(中山6R・ダート1200m)

　正攻法で初陣をV。プリサイスエンド産駒の3番人気のシゲルテングダイ(牡、美浦・伊藤圭)が先行した3頭の競り合いを制した。スタートダッシュ良く飛び出すと、スピードに乗った走りで2番手を追走。直線では逃げた4番人気のリチュアルローズ、3番手から運んだ7番人気ノボホウセイとの三つどもえの争いに。苦しくなる急坂でひと伸びを見せて、追い比べにケリをつけた。勝ちタイムは1分12秒8。3/4馬身差の2着がリチュアルローズで、さらに首差の3着がノボホウセイ。1番人気の米国産馬リアリゾンルレーヴは追走に手間取って12着に敗れた。

　田辺は「おっとりとした性格でいい位置を取れるか心配していたが、前日のゲート練習で気持ちが入ったようですね。距離は、余裕を持って追走できる長いところがいいですね」と評価していた。