現地時間15日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英チャンピオンS(3歳上、英G1・芝10f)は、J.スペンサー騎手騎乗の11番人気デヴィッドジュニア David Junior(牡3、英・B.ミーハン厩舎)が、5番人気プライド Prideに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分05秒43(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着には11番人気マラーヘル Maraahelが入った。前走愛チャンピオンS(愛G1)を制し、ここに臨んでいた1番人気オラトリオ Oratorioは4着、米国産SS産駒レイマン Laymanは9着にそれぞれ敗れた。
勝ったデヴィッドジュニアは、父Pleasant Tap、母Paradise River(その父Irish River)という血統。伯父には、現役時代に米G1・4勝を挙げ、現在日本で種牡馬生活を送るパラダイスクリーク(父Irish River)や01年マンハッタンH(米G1)を制したフォービドゥンアップル Forbidden Apple(父Pleasant Colony)がいる。04年9月にデビューし、2戦目(芝7f)で初勝利。その後もコンスタントに勝ち星を挙げ、前走セレクトS(英G3)では重賞初制覇を果たしていた。この勝利でG1初制覇、通算成績を9戦5勝(重賞2勝)とした。