18日、園田競馬場で行われた「ワールド
スーパージョッキーズシリーズ(WSJS)地方競馬代表騎手選定競走」で、岩田康誠(31、兵庫・清水正人厩舎)が総合点で1位となり、12月3、4日に阪神競馬場で実施される第19回WSJSの地方競馬代表推薦騎手に決まった。
選定レースは、9R(ダート1400m)と11R(ダート1700m)で行われ、9Rでは
スカイハーバー(牝3、兵庫・長倉功)に騎乗し3/4馬身差の2着で15点、11Rでは
タガノテースト(牡8、兵庫・碇清次郎厩舎)に騎乗して逃げ切り勝ちを収め20点を獲得。9Rで1着だった同地区所属の田中学騎手(32、兵庫・田中道夫厩舎)を逆転し総合優勝を果たした。
岩田康誠騎手は91年10月にデビュー。JRAでは、
デルタブルースで04年菊花賞(GI)、
ビリーヴで02年
セントウルS(GIII)を制すなどの活躍を見せ、2年連続でJRA年間20勝達成。今年度行われるJRA騎手免許第1次試験は免除されるため、06年の中央入りへの道が大きく広がっている。今週行われる菊花賞では、セントライト記念で3着に入った
ピサノパテック(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)に騎乗する。