アストラエンブレムなど、サウジアラビアRC1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2015年10月01日 16:15

10月1日にサウジアラビアRCの1週前追い切りを行ったアストラエンブレム(撮影:佐々木祥恵)

 2歳馬による重賞、サウジアラビアロイヤルC(2歳OP・芝1600m)に出走予定のアストラエンブレムとコスモプロテアの1週前情報。

■アストラエンブレム(牡2・美浦・小島茂之)について、小島調教師。
「前走(未勝利・1着)後はギリギリまで牧場で置いてもらって、先々週戻ってきました。相変わらずゲート練習では嫌がる素振りを見せますが、これまでの2戦のゲートは大丈夫でした。ゲート練習では、自分からゲートに入るのですけど、閉所恐怖症のような感じで扉を閉めると嫌がります。ゲートから出して、再度ゲートに行くとまた自分から入ります。その練習を繰り返していくと落ち着いていくんですよね。これが練習しないで、いきなり競馬に行くとゲートでガタガタしてしまうのでしょう。

 飼い葉は食べていますが、少し体重は減っているかもしれません。ただ見た目は細くないので問題ないでしょう。今週(10/1)の追い切りは、隣に馬がいてもしっかり走れるかを確認しました。週末また速いところをやって、来週は軽めの調教を予定しています」

■コスモプロテア(牡2・美浦・高橋義博)について、高橋調教師。
「前走の新馬戦(1着)はスタートは遅めでしたが、最後は良い脚を使ってくれました。レースを使った後もさほどピリピリするタイプではないので、この先距離を延ばしても持つと思います。東京なら向正面が長いので、好きな位置から運べそうですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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