01年函館2歳S(GIII)を制したサダムブルースカイ(牡6、栗東・中村均厩舎)が、19日付でJRA競走馬登録を抹消された。今後は南関東・川崎競馬へ移籍する予定。

　サダムブルースカイは、父ラストタイクーン、母セレクトレモン(その父プルラリズム)という血統。伯父に93年小倉記念(GIII)を制したマルブツサンキスト(父プルラリズム)がいる。00年北海道市場6月セレクトセールにて810万円で落札された。01年6月のデビュー戦は5着に敗れたものの、折り返しの新馬戦に快勝。続く函館2歳S(GII)では3番人気に支持され、見事に重賞初制覇を飾った。以降、京王杯2歳S(GII)5着、アーリントンC(GIII)4着、ファルコンS(GIII)2着など勝ちきれない競馬が続くが、03年六甲アイランドS(準OP)で約2年5ヶ月ぶりに勝ち星を挙げた。その後も短距離戦を中心に出走したが精彩を欠き、今年2月のシルクロードS(GIII)12着を最後にレースから遠ざかっていた。通算成績32戦3勝(重賞1勝)。