10月2日に毎日王冠の1週前追い切りを行ったステファノス(奥、撮影:井内利彰)
香港で行われたクイーンエリザベス2世カップで2着したステファノス(栗東・藤原英昭厩舎)。その後は宝塚記念を使う予定などもあったが、体調面を考慮して自重している。夏場を休養に充て、秋緒戦は毎日王冠(10月11日・東京芝1800m)を予定しており、今朝2日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで鮫島良太騎手(レースは戸崎圭太騎手)が跨って、サトノメダリストを追走する内容。道中の雰囲気を見ていると、最後の直線は内から楽に並びかけるだろうと思われたが、相手も余力十分だったので、なかなか追い越せない。ラスト1F標識を過ぎたところで一杯に追われると、それに反応して、僅かに前に出たかなというところがゴール。見た目の派手さはないが、時計6F84.1〜5F68.0〜4F52.4〜3F38.1〜1F11.7秒からも、自身はしっかりと伸びているということ。半年ぶりのレースにはなるが、力を出せる状態での出走にはなりそう。
(取材・写真:井内利彰)