22日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(牝、芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の4番人気スイートピルエット(牝2、美浦・坂本勝美厩舎)が、前めの位置取りからゴール直前で逃げ粘る8番人気サンデーフラッパーを2.1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分25秒0(良)。3着には最後に外からよく伸びた2番人気トーセンセレニティが入った。1番人気に支持されたペディクラリスは中段追走から直線仕掛けるも伸びきれず、6着に敗れている。
勝ったスイートピルエットは、父が新種牡馬ステイゴールド、母スイートミルド(その父ダンスホール)という血統。半兄にダート路線で活躍するハードクリスタル(父クリスタルグリッターズ)、叔母に京成杯AH(GIII)、府中牝馬S(GIII)を制したクロカミ(父Caerleon)がいる。新種牡馬ステイゴールド産駒は、JRA現2歳世代では先週のメタルビーズ(牝2、美浦・武藤善則厩舎)に続く3頭目の勝ち上がりとなった。