11日、高知競馬場で第19回黒潮菊花賞(3歳・ダ1900m・1着賞金80万円)が行われ、スタートで遅れ後方からの競馬となった岡村卓弥騎手騎乗の2番人気ペイシャクィーン(牝3、高知・目迫大輔厩舎)が、3〜4コーナーで内から一気に上がって先頭に立ち、そのままゴールまで押し切って、2着の1番人気オトコノヒマツリ(牡3、高知・雑賀正光厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分8秒6(良)。
さらに2馬身差の3着に9番人気オーヴァルブーケ(牝3、高知・田中守厩舎)が入った。なお、3番人気ブルージャスティス(牝3、高知・打越勇児厩舎)は5着に終わった。
勝ったペイシャクィーンは、父バトルプラン、母クィーンオブキネマ、その父タイキシャトルという血統で、これが重賞初制覇。また、昨年開業の目迫大輔調教師にとっても初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ペイシャクィーン(牝3)
騎手:岡村卓弥
厩舎:高知・目迫大輔
父:バトルプラン
母:クィーンオブキネマ
母父:タイキシャトル
馬主:西森鶴
生産者:隆栄牧場
通算成績:9戦3勝(JRA5戦0勝・重賞1勝)