無敗の英ダービー馬、モティヴェーターが引退

2005年10月24日 10:05

 現地時間29日、米・ベルモントパーク競馬場で行われるBCターフ(芝12f)に出走を予定していた05年英ダービー(英G1)モティヴェーター Motivator(牡3、英・M.ベル厩舎)が、後肢に不安が出たことにより現役を引退することがわかった。今後についてはエリザベス2世女王の王室牧場にて繋養される予定。

 モティヴェーターは、父は現3歳世代が初年度産駒となるモンジュー Montjeu、母Out West(その父Gone West)という血統。04年8月に英・ニューマーケット競馬場でのデビュー。初戦を6馬身差で圧勝すると、続くレーシングポストT(英G1)でG1初制覇。今季はダンテS(英G2-1着)から始動し、続く英ダービー(G1)を5馬身差で圧勝、01年ガリレオ Galileo(父Sadler's Wells)以来となる無敗のダービー馬に輝いている。その後のエクリプスS(英G1)、愛チャンピオンS(愛G1)は、共にオラトリオ Oratorio(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)の2着に敗れており、前走の凱旋門賞(仏G1)5着が、現役最後のレースとなった。通算成績7戦4勝。

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