25日、金沢競馬場で行われたプリンセスC(2歳牝、ダート1500m、1着賞金180万円)は、堀場裕充騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)センパツトモ(牝2、金沢・中川一雄厩舎)が、向こう正面で先頭に立つと、直後につけていた2番人気マトリックスの追撃を2.1/2馬身差振り切って快勝した。勝ちタイムは1分37秒7(良)。さらに5馬身差の3着には3番人気コーワティアラが入った。
勝ったセンパツトモは、父アジュディケーティング、母ヤマタケマダム(その父イエローゴッド)という血統。牝系には89年テレビ東京3歳牝馬S(GIII)を制したヤマタケサリー(父サクラシンゲキ)や、88年北九州記念の勝ち馬タガジヨオー(父ハビトニー)などがいる。04年オータムセールにて260万円で落札されていた。05年7月のデビュー戦(金沢・ダート900m)は2着だったが、続く2戦目、3戦目を連勝し、3連勝で重賞初制覇を達成した。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。