中団の外でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗のノボリディアーナが直線で外から抜け出し優勝。エリザベス女王杯の優先出走権を獲得した(撮影:下野 雄規)
17日、東京競馬場で府中牝馬S(3歳上・牝・GII・芝1800m)が行われ、中団の外でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の11番人気ノボリディアーナ(牝5、栗東・松永昌博厩舎)が、直線で外から先行各馬を交わして抜け出し、最後は中団追走から馬群を抜けてきた1番人気スマートレイアー(牝5、栗東・大久保龍志厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒3(稍重)。
さらにアタマ差の3着に5番人気カフェブリリアント(牝5、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、3番人気ケイアイエレガント(牝6、美浦・尾形充弘厩舎)は9着、2番人気レッドリヴェール(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)は15着に終わった。
勝ったノボリディアーナは、父フレンチデピュティ、母スターリーロマンス、その父サンデーサイレンスという血統。2012年のデビューから通算21戦目で初めての重賞制覇を果たした。また、本馬はこの勝利で11月15日に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ノボリディアーナ(牝5)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・松永昌博
父:フレンチデピュティ
母:スターリーロマンス
母父:サンデーサイレンス
馬主:原田豊
生産者:社台ファーム
通算成績:21戦6勝(重賞1勝)