岩田騎手を背に菊花賞の最終追い切りを行ったサトノラーゼン(右、撮影:井内利彰)
日本ダービー2着の後、秋緒戦のセントライト記念は7着に終わったサトノラーゼン(栗東・池江泰寿厩舎)。前走は関東圏への輸送があって、8キロ増の馬体重。個人的には先を見据えた仕上げという印象だったので、着順への悲観よりも次走への上積みを期待していた。今朝21日は菊花賞(10月25日・京都芝3000m)に向けた最終追い切りをCWで行っている。
朝一番、岩田康誠騎手を背に、3コーナーの入口から入場。先行するカルナヴァレスコをいつでも捕まえられる位置で追走。最後は少しだけ前に出たかなという感じでゴール、時計は4F55.9〜3F40.4〜1F12.3秒。全体は遅かったが、終いは速い数字が出ており、動きは明らかに前走時よりも良化している。
(取材・写真:井内利彰)