好スタートからハナを奪い、まんまと逃げ切ったリスペクトアース=東京競馬場
「2歳新馬」(東京5R・芝2000m)
まんまと逃げ切った。序盤から楽にハナを奪った3番人気の
リスペクトアース(牡、父マンハッタンカフェ、美浦・小笠)が、2分5秒8のタイムでデビュー戦をV。道中は中距離の新馬戦らしく超スローペース。後続をしっかりと引きつけて直線に向くと、1番人気
マウントロブソン(2着)に詰め寄る隙を与えず、2馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。さらに首差の3着は最後に猛追を見せた2番人気の
ロジインパクト。なお、
カルムパシオンは右肩部挫創のため出走を取り消した。
戸崎圭は「追い切りの動きが良かった馬ですからね」と2馬身差の快勝に満足そうな表情。小笠師は「ゲートをあんなに上手に出てくれるとは。切れる馬ではないので前々で運んでくれて、最後までしっかり伸びましたね」と鞍上の好判断をたたえた。