牝馬限定のメイクデビューを制したアットザシーサイド(手前)=京都競馬場
「2歳新馬」(京都4R・芝1400m)
1番人気の
アットザシーサイド(牝、父キングカメハメハ、栗東・浅見)が牝馬限定のメイクデビューを制した。道中は先行集団を見る形でインをロスなく追走。手応え十分に直線を向くと、先行策から押し切りを図る4番人気の
サトノマイヒメ(2着)を外から並ぶ間もなくかわし去り、1馬身1/4差をつけてフィニッシュした。タイムは1分22秒0。母は06年の阪神JF3着馬で、今後の活躍が期待できそうだ。さらに1馬身1/4差の3着には2番人気の
ホーマンビジューが入った。
福永は「調教からいい動きをしてくれていたので、期待していました」と笑顔を見せる。「いいレースができましたし、距離はもう少し延びても大丈夫だと思います」と今後の成長に期待を寄せた。