30日、東京競馬場で行われた2R・2歳未勝利(牝、芝1600m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ドリームパラソル(牝2、美浦・勢司和浩厩舎)が道中は中団を追走し、逃げ粘る3番人気フレッシュブラッドを1.1/4馬身交わして優勝した。勝ちタイム1分36秒2(良)。さらにクビ差の3着には1番人気ショウナンアルスが入った。同馬は父キングヘイロー、母ユウワンチョイス(その父フジキセキ)という血統。デビュー戦(牝、東京・芝1600m)はユノブラッキー(牝2、美浦・伊藤正徳厩舎)のクビ差2着と敗れていた。通算成績2戦1勝。キングヘイロー産駒は、JRA2歳世代4頭目の勝ち上がりとなった。
東京1R・2歳未勝利(ダート1600m)は、田中勝春騎手騎乗の2番人気チェアマン(牡2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が中団追走から直線抜け出し、外から伸びてきた1番人気アルゲニブの追撃を1/2馬身退け優勝した。勝ちタイムは1分41秒6(良)。同馬は父エルコンドルパサー、母マズリア(その父Polish Precedent)という血統。伯父に90年ガネー賞、イスパーン賞(共に仏G1)を連勝し、日本でも種牡馬生活を送ったクリエイター、従兄に今年の函館2歳S(GIII)を制したモエレジーニアスがいる。デビュー戦(中山・ダート1200m)は7着に敗れていた。通算成績2戦1勝。エルコンドルパサー産駒は、JRA2歳世代7頭目の勝ち上がりとなった。この勝利で、鞍上の田中勝春騎手はJRA通算1100勝を達成した。