昨年の覇者
スピルバーグがきっちり態勢を整えた。最終追い切りは美浦坂路で
シェーンメーア(5歳500万下)を約1馬身追いかけ、4F55秒1-39秒4-12秒6を馬なりでマーク。終始、小気味良いフットワークで併入してみせた。
手綱を取った北村宏は「走りやすい馬場だったが、最後までとてもいい動きだった。状態は確実に上向いているし、昨年と比べても遜色はないよ。レースでは昨年のような頑張りを期待している」と確かな手応えを口にした。前走の毎日王冠では10着と大敗したが、叩き2走目の今回は前進が見込めそうだ。
毎日王冠7着の
ステファノスは栗東CWで
トーホウストロング(7歳1600万下)を追走して3馬身先着。鋭い伸びを示した。6F83秒6-39秒5-11秒6。「一回使って前向きさが出てきました。宝塚記念を使わずに、無理をさせなかったことが良かったようです」と藤原英師。上積みは大きそうだ。