新馬勝ちを決めた良血馬ルフォール(右)=東京競馬場
「2歳新馬」(東京4R・芝1600m)
良血馬が白星発進。2番人気のキングカメハメハ産駒
ルフォール(牝、美浦・堀)が父、母譲りの鋭い末脚を繰り出して新馬勝ちを決めた。向正面では中団で折り合い、直線に向いて外に持ち出されると岩田の
ゴーサインに応えて一気に加速。内の各馬をあっさりかわしてトップでゴールを駆け抜けた。母は04年ローズSなど重賞2勝の
レクレドール。半兄に今年の京成杯を制した
ベルーフがいる血統背景。勝ちタイムは1分36秒7。1馬身半差の2着は4番人気の
ブレイクマイハート、さらに3/4馬身差の3着には5番人気の
インペラトーレが入線。なお、1番人気の
ベアインマインドは中団のまま直線で伸び切れず8着に終わった。
「楽でした。3コーナーまでは戸惑っていたが、そこからは能力の高さで走ってくれた」と岩田。「まだ何も分かっていないので、いろいろ教えながら走らせた。距離はマイル以上」と見通した。